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  • 執筆者の写真篠崎 聡

西部地区ワークショップ検討(3)

今日は、西部地区ワークショップ設計の3回目です。

今回は22時開始。デンマークの奥田さんは遅れて23時に参加です。


西部地区で行うワークショップの設計には、西部地区をライフサイクルとして描く必要がある。

ライフサイクルを描こうとしたが、圧倒的にワードが足りていない感覚を持った。

なので、バリューグラフを描いてみて、インサイトを得よう。


上記目的を再確認して、バリューグラフを描いてみました。

「西部地区で田畑をやる」から始めました。

黄色が駆け上がって行った価値。

青色が代替え手段。

赤色がインサイト(一部アイデア)です。


途中から「西部地区で誰が田畑をやっている価値について考えているのか?」ということになり「西部地区で高齢者が田畑をやる」という形に書き換えたりしました。高齢者目線になります。


インサイトとしては、

「畑は心を健康にする」

「畑は田舎と都会のコミュニケーションツール」

「畑は地域のコミュニケーションツール」

「昔の風景に戻したいけど、今は放棄地をこれ以上増やさないで手一杯」

「受け継いだ責任を未来に託せることがイキイキに繋がるのでは?」

などが得られました。


もうひとつバリューグラフをやってみようということで「天和の里に行ってBBQ」で描いて見ました。

こちらは、観光客目線になります。

あまり広がりませんでした。

広がらない事も含めて、インサイトとしては、

「天和の里でなければならない理由って何なんだろう」

「BBQで終わっちゃってる。そこから先に繋げるには?」

「近場の施設との連携なんかはどうだろう?」

「そもそも、引率する大人が価値を感じるBBQって何だろう」

のが出てきました。


「BBQを入り口に次に繋げる」というワードから、このブログで「番外編」で紹介した「南山城村の旧田山小学校」を思い出しました。


旧田山小学校も廃校です。この廃校を地域活性化に活用しようとしています。

上記リンクの記事では、そこで行ったワークショップをレポートしています。

僕が参加したチームが出したアウトプットは、以下の通りです。

天和の里も、旧田山小学校も、廃校を地域活性化に活用しようとしている点で一致している。

天和の里のキーマンの皆さんと一緒に旧田山小学校を訪問させていただき、廃校の活用イメージを沸かせてもらうのも良いね。ということになりました。


そして、ライフサイクルに戻りました。

西部地区のライフサイクルには4つのフェーズがあるとしました。

赤色が、そのフェーズが終わった時に起きている状態(マイルストーン)です。

このライフサイクルは、状況に応じて臨機応変に書き換える事も合意しました。


次は、フェーズ1を細かくステップに分けてみようということになり、時間も日を超えたので、次回を12/4の22時開催としました。

ステップ分けのイメージは、黄土色の付箋です。

最初に南山城村に行き、旧田山小学校を見学させてもらい、これまでのワーク結果の共有をする。結果天和の里キーマンに、イメージが湧いてくる。

そして3月ごろに天和の里での最初のワークショップが開催される。

そんなイメージです。


バリューグラフは、強力なツールだと、改めて感じた検討会でした!


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