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執筆者の写真篠崎 聡

神回!第10回 天川村訪問(天和の里)

コロナで県を跨いだ移動の自粛が解けた翌日、第10回の天川村訪問を行いました。

この日は、神回になる予感がしていましたが、その通りとなりました!

写真満載でお送りします!(写真の後にも文章があるので、気をつけて下さい!)


最初にアポを取っていたのは「てん」の店長の桑田さん。

天川村への古い移住者で「天川アロマ杣」を生業とされています。


いつも通り「我々は何者か?」の説明から始め、私たちが何故ここにいるのかを共有させていただきました。

桑田さんにはとても共感を頂きました。特に天川村みらいネットワークという場の必要性について。 そして、桑田さんが企んでいる「新たな天川スタイルを求めて」と題された情報交換会のチラシをいただきました。これはまさに天川村みらいネットワーク!

課題を定義して、自らコミュニティを作って、課題を解決しようと動いている人がここにもいた!という喜びを感じました。


ここ「てん」では、元地域おこし協力隊の伊藤さんにも、たまたまお会いしました。

地域おこし協力隊をご卒業後1年間「洞川夏いちご」に携わっておられたのですが、今回、キッチンカーで「喫茶みつば」を開く事になったそうです。

次行くときは、立ち寄らねば!


そして、岡下製麺所の岡下さんにもお会いしました!

このプロジェクト発足のきっかけとなった夏合宿の時に、製麺見学に立ち寄ろうと企んでいた製麺所です。

岡下家は、元々銘木の商いを生業にされていた家だそうです。時代の変化に対応して、製麺にシフトされたらしく、また時間を頂いて、詳しくお話を伺いたいと思いました。


ランチは、西部地区の「花子」へ。

菊田さんが切り盛りされているお店です。

今回は贅沢して、鮎定食を頂きました!

解禁になったばかりの鮎と、お盆に溢れんばかりの小鉢。

いつも手頃な鹿カレーを頂いていたので、満喫感たっぷりです。


僕がパナソニックのアメフトチーム「インパルス」のTシャツを着ていたので、店にいらしたお客さんに声をかけて頂きました。

話をしてみると、なんと!我々が天川村に関わるきっかけになった「豕瀬さん」のご親戚との事。

大工さんで「てん」で売っている、天川杉を使った食パンケースを作っているとのことでした。

この花子の菊田さんにもプレゼントしているようで、実物を出してもらいました。

そして、この食パンケースの誕生秘話や、本当にカビが生えないのかのテストなど、色んな話をお伺いしました。

こんな出会いがあるのも、天川村の良さだと、改めて感じました。



ランチ後は、天和の里へ。

ここで、立命館宇治高校の山本先生と合流。天和の里代表の上西さん、メンバーの花田さん、地域おこし協力隊の浅川さん、中山さんを交えて、天和の里の課題について話をしつつ、消せる紙にディスカッションを見える化して行きました。


この天和の里は、元小学校で、天川村の木材を用いて、村人たちの手によって建てられた、とても素敵な建築物です。

西部地区の心の拠り所とも言えるこの建物を残したい。そのためにも、この建物を活用した生業を作りたい。そしてその先に、西部地区の活性化を描きたい。

そんな想いを伺うとともに、これまでやって来たこともお伺いし、その難しさも感じました。


今年度、天和の里にバーベキュー場ができました。

これが、この建物を活用した生業となるかどうか。これが直近の試金石とのことです。

7月8月が掻き入れどき。9月にその結果をお伺いし、我々が関わる内容を、「建物を活用した生業」をテーマとするか、その先の「西部地区の活性化」をテーマとするかを決める事になりました。


そして、天和の里の中をご案内頂きました。

本当にノスタルジーを感じる空間でした。

教育勅語を納める場所も残っていて、窓ガラスも少し光が歪むレトロなガラスで、歴史的な価値も相当なものだと感じました。

ぜひ、以下の写真で、ご確認ください。


天和の里を後にし、おおとりへ。

この天川村訪問の2日前に、おおとりの山本さんにご連絡を頂きました。

「新しい動きが坪内であるので、会って話を聞いて貰いたい」

というありがたいお誘いでした。


おおとりにお伺いすると、柿坂宮司に繋いで頂いた井頭さんと、初めてお会いする西岡さんがいらっしゃいました。

坪内は、天河大弁財天社がある場所なのですが、この地を紅葉で一杯にする活動を、西岡さんが一人でされてきていたそうです。

この活動に賛同する人たちを巻き込み、クラウドファンディングも活用することで、活動を加速したいというご相談でした。

お話をお伺いした後、実際に西岡さんが紅葉を植えている現場、山から抜いて来た紅葉の樹勢を回復させる畑、今後紅葉を植えていきたい山を見せて頂きました。

天川村に元々生えている、紅葉やカエデを植えて行くことが大事だそうです。

先達が残した豊かな森に戻したいという想いをお伺いしました。


この活動にも、我々ができることは、関わっていきたいと思いました。


おおとりを後にした後、本日プレオープンした「POST INN」に立ち寄りました。

11/16の第6回天川村訪問で、おおとりの山本さんに繋いで頂いたミハラさんが、元郵便局をリノベして作った宿です。

バータイム営業前の忙しいタイミングで、快く中を見せてくれたご夫妻に感謝です。

ちなみに、このロゴ、地域おこし協力隊の安大さんが考えたものだそうです。

郵便のマークがあしらわれた、本当に素敵なロゴだと思いました!


今回の晩御飯は、気になっていた台湾料理の店にしました。

初めていきましたが、安くてボリュームたっぷり!

しかも、消せる紙を出して、ワークをするのに十分なサイズのテーブルがあるのが最高!

坪内で聞いた話を、バリューグラフで構造化してみました。


料理もお腹いっぱいになりましたが、総勢15人の方にお会いした今回の訪問内容にもお腹いっぱいになった下川さん、奥田さん、篠崎の3名でした。


今回で、シーズン2は終わりです。


シーズン3は、

 谷さん構想の具体化に向けたフォレスターワークショップ

 天和の里を軸にした西部地区の本質的課題の発見と解決

 坪内の紅葉1,000本植樹計画への関わり

という、天川村の課題を捉えて、解決に向かおうとする人たちと共に、具体的な活動を進めるフェーズに入ります。


関係者の皆様。

今後とも、宜しくお願い致します。


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