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執筆者の写真篠崎 聡

第5回 フォルケホイスコーレを設計する 2022.1.23

2日連続の、天川村ホイスコーレの検討です。

22時から。いつも通り、zoomで打ち合わせです。

下川さんは、お子さんの寝かしつけをしていて、そのまま寝落ちして欠席です。


この日は、違和感ブレストから始めました。

この世の中で違和感を感じることを沢山出しました。

そして、でてきた違和感を全員で共有しました。


これを、新和図で分けようかとしましたが、いまいち上手くいかなかったので、二軸で切ってみました。その二軸に切った結果は、以下の通りです。

上下は、個人対個人の違和感 ⇄ 個人対社会の違和感

左右は、実体験した違和感  ⇄ 慣習などに関する違和感

としました。


集まった中身を見ながら、緑のポストイットで、4象限を表現してみました。


<個人対個人×慣習>

他人の目を気にしすぎるなど、周りのことを気にしすぎている様子が見えてきました。

これを「同調圧力」と表現しました


<個人対社会×慣習>

理由のない校則とか、自己責任論、不安を煽るマスコミなど、おかしいと思いながらも、雰囲気がなかなか変わらない様子が見えてきました。

これを「慣性の法則・一度にみんな変われない」と表現しました。


<個人対個人×実体験した違和感>

他人に対して干渉・批判したり、言葉の定義の違い含め、溝が埋まらない様子が見えてきました。

これを「対話下手」と表現しました。


<個人対社会×実体験した違和感>

何にでもお金に換算したり、成果主義とプロセス主義の混乱など、大事なものより刹那的なもので判断されている様が見えてきました。

これを「短期視点と長期視点・社会経済の成長か、個人の幸福度向上か」と表現しました。


インサイトは紫。

違和感を出し合い、それについて対話できることが大事なのではないか。

日常から離れて自然の中に身を置き、長期的な視点と対話で、違和感を深掘りする。

そんなプロセスは、人生や社会にとって大事なのではないか?と感じました。


シーズン1で考えた「むらまち高校」は、発想の全体像を、以下の様に表現しました。

このフレームで、天川村ホイスコーレの発想を表現してみようということになりました。

3人3様で書いたのが、以下です。


ここで、日を超えてしまったので、続きは下川さんも交えての「次回」としました。


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