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執筆者の写真篠崎 聡

第15回 天川村訪問(天川村ショートフォルケ下見&相談)2022.3.27

今日は、久しぶりの天川村。見渡す限りの青い空です。


今回の目的は2つ。

天川村ショートフォルケの相談と、会場の下見です。


まず最初の相談先は、大橋茶屋の小屋さんと、小屋さんに繋いでくれた安大さん。

残念なことに、小屋さんは、朝急用ができたという事でお会いできませんでしたが、安大さんとじっくりお話をすることができました。

今回は沢山の方々に、我々が企んでいる事を説明しなければならないので、きちんと資料を作ってきました。


安大さんとの対話で色々な示唆を得ることができました。


・田舎に住む=天命追求なのかもしれない。みんな村の中でやれる事をやっている


・修験道は、修行を経てスーパーパワーを得て、俗世を助ける道。「夢はなくても」という天命追求ではなく、大きなゴールを掲げるのは大事なのではないか?


・日本の空気は、おっちゃん文化。これが長く続きすぎた。上の人のいう事を聞く文化が、いろんな問題を引き起こしている。フォルケは若者に通じるが、おっちゃんに通じるだろうか。


・環境を整備することがお金になったらと考えている。窓拭きをするとお金が入ってくる。うまく回れば、もっと綺麗になる。それをパッケージにして発信しているのが、宵々天川。


・村には、なんでやっているのかわからん慣習がある。たぶんずっと続いているものには意味がある。村外の人が、その意味を見つけてくれて、価値を伝えてくれると、村の人は嬉しい。


・天川村には、大きなストーリーがあった。そのストーリーの中で、それぞれ意味のある役割を持って生きていた。その大きなストーリーが薄まってしまい、役割の意味も見えなくなってきた。


・天川村だから、デザイン業ができる側面がある。田舎なら、夢が無くても生きていける。


気がついたら、1時間の予定が、40分もオーバー。

またじっくりお話を聞きたいと思いながら、大橋茶屋を後にしました。


次は、ランチ。

南日裏に赤いキッチンカーを出していた「喫茶みつば」が、店舗を構えたという事で、訪問しました。

訪問してすぐ、豕瀬さんが来てくれました!ここで、相談をする約束をしていたのです。

豕瀬さんは、今年度で天川村役場をご退職という情報を事前に得ていましたので、お祝いのお花と、日本酒をプレゼントしました。

短い時間でしたが、相談もさせて頂きました。

林業を語ってもらうなら、村から後援などをもらうには、などについてアドバイス頂きました。


ランチで頂いたのはこれ!

スキレットで焼かれたそばと、おにぎりのセット。だし汁につけて頂きます。

山口の瓦そばに着想を得たそうで、とても美味しいランチでした。

喫茶みつばの伊藤さん、幸家さんにも、相談資料だけをお渡しし、次の天和の里に向かいました。



てんかわ天和の里は、天川ショートフォルケでの学びの場として使わせて頂きたい場所です。

上西さんに、我々が考えている事をご説明させて頂きました。

もしかしたら、8/14に、天和の里でお祭りがあるかもしれない。川から花火をあげる。との情報も頂きました。祭りがあっても、教室は借りることができるという事で、安心しました。

花火、見てみたいです。

借りる教室をどれにするか、下見をさせて頂きました。いつきてもここは、ノスタルジーを感じさせる素敵な空間です。写真で体感ください。

下見の結果、打ち合わせをさせて頂いた「3年教室」をお借りすることにしました。


次の下見は、宿です。

天和の里の目の前の「大和屋」さんのコテージをお借りします。

去年できたばかりの、立派なコテージでした。

5泊中、真ん中の3泊目が、他の方に先に予約されてしまっているので、母屋の旅館に泊まらせていただくことにしました。

そこも下見させて頂きました。

天和の里が、ほんと目の前です。


下見の後は、我々がやろうとしていることの説明をさせて頂きました。

主旨をご理解いただき、お弁当などを含めて、色んな配慮を頂きました。

最後の方になって、名刺交換をさせて頂いたら、上西さんとのこと。

なんと、天和の里の上西さんのご親戚との事でした。

LINEの交換をさせて頂いて、本日最後の相談先へ向かいました。


天川村に来て、いつも最後にお会いするのが、山本さんです。

これまでは、山本さんの「Oh Tree」という飲食店でお話をさせて頂いていたのですが、閉店となったので、天の川温泉を打ち合わせの場所にさせてもらいました。

山本さんとの対話でも、色んな示唆を得ることができました。


・これからの洞川は、これまでの男中心の修験道層から、女性の層に切り替わっていくと思う。


・天川には土地のエネルギーがあり、来るとリセットされ、スッキリする。ストレスの多い世界から、癒しを得に天川に来て、そこで何をやるか決める場になる。


・高野山から天川への外国人富裕層の流れを感じる。天川に何故人がわざわざ来るのか。敏感な人なら生活したらわかる。我々は、言語化できない何か大事な事を忘れている。


・人に気を使わず、自分に氣を使うべき。自分自身に目を向けるのが大事。好きでやっていることが、頼まれることになって行く。今にフォーカスするのが大事。


・何かを得られる学校ではなく、自ら掴み取る学校。総括はしない。言語化するから、小さくなってしまう。


山本さんとの対話の後は、温泉に入りました。30分間入りましたが、ちょっと物足りなかったです。やっぱり満喫するには45分間は必要かな?

露天風呂から見えるオリオン座とシリウスがとても綺麗でした。


晩御飯は、いつもの台湾料理の店。

食事をしながら、これからやることについて話をしました。

相談したい人がたくさんいる。また天川村に行かないと。一泊二日で行こう。日程は5月7〜8日。

そんなことが決まっていきました。

相変わらずボリュームが大きい店。お腹いっぱいになって、帰りました。


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