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  • 執筆者の写真篠崎 聡

山端さんとskype会議

天川村に移住され、生活支援コーディネーターとして、高齢化する天川村の課題解決に奔走されている山端さんと、skype会議をしました。


そして、山端さんと以下のお話をしました。


【違和感】

少人数だからいろんな子どもが許容され、馴染んでいるけれど、天川高校では障害がある子どもは別のクラスになってしまうのではないか。

生きづらい子どもも自然に暮らしていけるようなフォローアップなども必要になるのではないか。 山端さんが直面している課題である認知症の人たちも僻地だからが自然に生活していっている。

村の人を中心に考えていきたい。


【アドバイス】

村の人は何か新しいプロジェクトが入ってきたら、またか、という印象を受けている。(慣れている)

どうせ長続きしない、単発のものだろう、という感じ。

教育委員や村長だけでなく、当事者であるお母さん達が入っているような当事者の仲間がいれば、またかという印象にならないかもしれない。


【山端さんがやろうとしていること】

医療福祉分野は行政主体で横断的に関わっているが、これからは産業分野でも関われるように40代ぐらいのパパ・ママ友(天川村で生まれ、育ち、暮らしている)を中心に社団法人を立ち上げて商工会なんかにアプローチしていこうかと思っている。

40代のパパ・ママ友の中には今やっている仕事以外に専門的なスキルを持っているが活用できていないメンバーがいて、そういったスキルも活用できるような場を作ろうとしている。

地域包括でパートタイムで働いてもらえる。

社団法人で雇用していくイメージ。派遣業ではないので派遣は難しい。

人材の最適化:それぞれの繁忙期・閑散期をお互いにカバーし合えるようなイメージ 。

産業分野の人たちにもヘルパーをとってもらったり、ヘルスツーリズムを取り入れて医療系の人たちも観光分野に入っていくとか。


【我々に期待すること】

教育分野に介入してもらえることや、構造化・統合化など山端さんが苦手な分野に介入してもらえることはありがたい。

天川村プロジェクトに天川村の豕瀬さんや山端さんが関わることで形にしていけるかも。

社団のメンバーが集まっているところに天川村メンバーが同席するのはすぐにできると思う。

社団のメンバーは4人で、一人は元天川村役場職員。子育て世代のメンバー二人は旅館・産業分野のメンバーなので福祉との掛け算のイメージがよく分からない感じ。

天川村メンバーがやりたいことを社団のメンバーにシンプルに伝えたほうがいいと思う。

天川村内だけの人材では不足している。どのようにしたら人材が入ってこれるか。

村内外の人材がまわっていくシステムの設計。


【山端さんの考えを聞いて】

山端さんの課題感は明確。天川村だけではなく、少し広げた範囲で考えるところにシステムデザインを入れてみるといいかも。何回かそのワークを重ねていくことで戦友感がもてるかも。

山端さんは村内での活動はできるが、村外までは手が回らない。

ITやソサエティ5.0みたいなものが天川村に入ってきたらいいなと思うが、専門外なのでなかなか思いつかない。広いアイデアが得られるといいなと思う。


【今後について】

生煮えの段階で一声かけてくれたら嬉しい。こんなのどうですかー、みたいな感じで。

豕瀬さんと山端さんは世代もバックグラウンドも違うので、それぞれの課題の抽出をしていくときは別々で切り離して話したほうがいいかも

林政アドバイザーと生活支援アドバイザーは今後、近いうちに交わっていくと思う。

一人の人が持っている課題はいろんな面がある。


これだけの事を考えている人が天川村にいるということは、大きな資源だと思いました。


※写真は山端さんです。


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