"天川村課題・発見解決プロジェクト"はこうして始まった!
2018年2月1日
「知ってしまったからには、皆に知らせないわけにいかないな」
“さよなら原発 奈良県ネット”の勉強会にお誘いいただき、天川村役場 森林政策課 豕瀬課長のお話をうかがいました。 本当は、前半に話をされた別の講師の話を聞く予定が、仕事の都合で遅れて後半しか聞くことができませんでした。
しかし、そこでの話は、私の心を捉えてしまいました。
荒れてしまっている山に村人が入り、倒れたままになっている木や間伐材(間引きした木)を毎週火曜日に持ってきてもらう。その体積により、村の地域振興券で代金が支払われるスキームです。その木を村営の入浴施設のボイラーで使ってもらうことにより、重油代として村外に流出していた資金が村内にとどまり、村民に振興券を使ってもらうことで天川村の商業振興にもなる。荒れた山に手が入り、土砂崩れを防げる。化石燃料を使わずCO2の排出を抑制できる。エネルギーの地産地消で村人の安心にもつながるという三方よし、四方よし。
感動の余韻が冷めやらぬ勉強会後の飲み会にて。私の母方の祖父が天川村で山守りをしていたことを豕瀬さんにお伝えすると、祖父の名前を覚えていてくださったのが嬉しくなってしまいました。
その後も彼に教えて貰って天川出身の方のコンサートを聴きにビルボードライブ梅田へ行ったりするうちに、天川村の素晴らしい取り組みを人に知ってもらいたくなりました。
友人たちと運営している「関西学院大学 イノベーション研究会」なら、関心を持ってくれそう。みんなにとても涼しい夏の天川村で、観光を楽しみ、癒されてもらいたいと強く思うようになりました。
2018年8月、イノベーション研究会恒例イノベーション合宿を天川村で開催することになりました…
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