事業化へ向けて「Small Strat」。それならやっぱり、スタートアップのアドバイスを受けに行こう! ということで、第8回の検討会は、スタートアップカフェへ。 織田さんに客観的で的確なアドバイスをいただき、考えるべき課題とアクションがいくつも浮き彫りになりました。
■織田さんのコメント
○どこも高校生を欲しがっている状況
○ステークホルダーのニーズ把握が大事。ニーズ調査が根拠にあれば強い。(サウンディング)
・中学生の高校にいくときのニーズをつかんでおく必要がある。
・その中学生の意思決定に大きく影響している人(もしくは意思決定者)のニーズも重要
→ペルソナを明確にして、そこに寄り添った学校形態やビジネスプランをブラッシュアッ
プしていくとやりやすい
→ステークホルダーごとのニーズを可視化した図があるとよい
○中学生は高校にいくときに選択する機会が急に増えてくる
○中学生の平均的な偏差値を知っておいてそこのマスにアプローチすることを考えた方がよい
○社会潮流として就活制度や大学入試内容などが変わってきているので、新しい潮流をつかんでそれをのせていく方が未来に繋がる。(N高やホリエモンの作っている学校なども参考に)
○プランがやはり天川村目線になっているので中学生や関西学院大学の目線との調整が必要
→もう1コンセプト、尖りがあった方が関西学院大学として行動を起こす気になる(関学がYESと言いやすい)、関学と近いことを考えているところにもアプローチするならというのも考えておくとよい
→このコンセプトについて誰が響くか、誰が何に困っているか、何を欲しがっているか
○関学は私立の中でも学費が高い。
→そこそこ収入のある家庭の学生をターゲットとしている。そういう家庭の学生に何が響くか。
→関学の御所市のプランとの関係性・連携可能性
○ネット×実践モデルは新しいのでそこを尖らせる
ミネルバ大学のフリップラーニングを参考に
○子供一人あたりにかけられる学費データは追い風として使えるかも
○天川村はあくまでとっかかりで全国展開していくこともきちんと打ち出す。
事業のパッケージ化:ターゲット、コンテンツ、ハコ、お金
○困っている人の課題解決手段が学校というのがハードルが高い。
できるところから始めてキャッシュをためる。どうやってキャッシュを獲得していくか。
どうやって顧客を集めるか。顧客をためることができたら学校にしていくという手もあ
る。その時期にコンテンツをブラッシュアップできる。
→事業のスケールアッププロセスを考える。年次プロセスと月次プロセス(KPI)の可視化が必要。学校設立の条件も決めておく。
視点:・キャッシュ(カネ) ・顧客(タイプ別)
ビジネスモデルキャンパスをステークホルダーごとの視点で書いてみる
・・・いちばん左はアイデア出しとして使える
○小さく始める、貯めれるものは貯めておく:情報と人とお金のため方
その後は、柳川さんの「てつたろう」へ。 飲みながらも、検討は続きました!
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