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  • 執筆者の写真篠崎 聡

番外編:SDM勉強会 day6『それぞれでシステムを描いてみよう!』

SDM勉強会のday6です。

過去の経緯は、以下を参照ください。


プロジェクトメンバーは全員参加です。今日は9名が参加しました。

いつもの様に、上記ブログを使って過去を振り返りました。


ここで、藤本さんから、根本的な指摘を頂きました。

以下の図、左がプロセスで、右がシステムであると。


僕はこれまで、目的設定→問題定義→提供価値→ソリューションコンセプト→ソリューションの順番で考えると思っていたのですが、そうではないとの事でした。

あくまで、左に書かれたプロセスで進め、必要に応じてイタレーティブに戻りながら、各構成要素を満たしたシステムを創出するという事でした。認識を新たにしました。


この新たにした認識を元に、それぞれ、今まで得たインサイトを材料に、右のシステムを描いてみよう!ということになりました。


30分の個人ワークです!


以下は、藤澤さんのアウトプットです。

目的を「社会・会社・自分の未来を創る」としました。

問題定義を「ヒト・モノ・カネ」になぞらえて、3つに整理されてました。

特にヒトについて書かれた「未来を考えたいと『願う』人材」の一文が秀逸だと思いました。



以下は、新城さんのアウトプットです。

挑戦のフィールドを具体的なイメージとして全社で共有する。

そのために「組織ミッションをワイガヤする」「意欲ある人同士が繋がる」という問題を定義し、

これらを解決するソリューションコンセプトとして、「役員私塾」を考えました。



以下は、藤本さんのアウトプットです。

「世界における精密パートナー企業」という、誰も否定できない価値を提供するために、

「お客様の要求に応え続ける世界一の精密集団」というコンセプトを置きました。

「要求に応え続ける」という部分に「新規産業創出」の想いを込めていると感じました。

ソリューションは「ビジョン策定と評価」を「組織全体・各部門・個人」で回せる様にする「評価システム構築」としています。



以下は、私のアウトプットです。

新城さんが「社員エンゲージメント」と言っていたので、目的を『「自己実現」と「会社のビジョン実現」の合致』としました。

その視点で見た問題を、若手、部課長、組織それぞれで書きました。

提供価値としては「そもそもを考えて課題解決ができる人材と組織風土」とし、

ソリューションコンセプトを「そもそも塾」としました。



以下は、根岸さんのアウトプットです

目的を「挑戦する環境を醸成する」と置き、

問題を「挑戦を人参に見える様にするには?」と置きました。

提供価値を「会社の中で簡単にできる挑戦」とし、

いくつかの具体的なソリューション案を提示しました。



以下は、木下さんのアウトプットです。

「組織」と「個人」の両面で、目的と問題定義を整理していました。

その整理の結果、個人向けの「挑戦したいの創出」と組織の「挑戦を成功させるスキル」が繋がる様に、伴走者をつけるソリューションを提示しました。



以下は、亀田さんのアウトプットです。

目的設定に「他社との協業による新規事業創出」を出したのが特徴的でした。

そのソリューションとして「CVC(Corporate Venture Capital)の創設」を提示しました。

他社との協業までも、解空間の範囲内と示し、その出口を準備するのは、外部環境整備としてとても良いと感じました。



以下は、奥田さんのアウトプットです。

奥田さんは、短時間で、一人ブレストからやっていました。

海外留学の体験から、対話や交流が持つ力を体感していることもあり、機能として、「個人・上司・関係性」の3つで機能を整理されてました。

ソリューションとしては「対話(ダイアローグ)」をコンセプトとして持ってくる形です。



9時から始めたワークも、12時ちょっと過ぎになりました。

宿題として、各人のアウトプットに、全員がワンフレーズで理解を書くことになりました。


次回、このワンフレーズを取り出して、二軸で切ってみよう!という感じで終わりました。

次回は6月27日20時からです!



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