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  • 執筆者の写真篠崎 聡

番外編:まちの「終活」とは

表題のオンラインイベントに参加しました。


前田さんがまちの「終活」について話して下さったんですが、とても共感しました。


前田さんは、島根県の海士町に高校生の時に地域留学したそうです。

海士町も地域によっては限界化しています。

たまたま時代の流れで、自分の代で限界集落化したのに、そこに責任感や罪悪感を持ってしまっている。それは悲しいことですよね。

その文脈で、集落の終活を考えているそうです。


人もいつかは死ぬわけで、それを受け入れるために「終活」があるように、集落にも「終活」が必要。

とはいえ、個人の終活から集落の終活にはギャップが大きいので、その間にある家の終活に取り組んでいるとのことでした。


「空き家問題」は、外部不経済の視点で問題と捉えられています。

景観問題や、防犯問題です。

でも、持ち主から見たら、思い出が詰まった大事な財産なわけです。

それを外部の人間から「問題」と言われても。。。というところです。


この思い出が詰まった大事な財産を「終活」という視点で節目を設ける。

終活によりこの状況を受け入れて感謝し、お別れをするというのは、空き家の所有者から見たら大事なプロセスなのかもしれません。


この考え方は、天和の里でも使えるかもしれないと思いました。


https://www.facebook.com/events/897922407356642/


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